GOODWOOD PEOPLE

グッドウッドピープルではモーターサイクルをとおして人生を楽しんでいるグッドウッド二輪商会に係わる方達をご紹介します。

グッドウッドピープルではモーターサイクルをとおして人生を楽しんでいるグッドウッド二輪商会に係わる方達をご紹介します。

どうやって人生を楽しんで行こうか、
それを発信しているだけなんです

グッドウッド二輪商会株式会社
 代表取締役社長 関口敏晴

バイクが売れない時代と言われています。
関口社長は、このような時代にどのようなショップを目指していらっしゃいますか?

人と違う個性的な趣味を持ちたいとか、好きなオートバイに乗ってストレスから解放され爽快な気分になりたいとか、愛車を傍らに置いて共に人生を歩みたい、というような人々の「思い」は時代とは関係ないんじゃないかと思っています。
バイクが売れない時代であることは確かですが、趣味性の高いバイクやマニアックなバイク、外車などは、割と売れています。
日本のユーザーさんは几帳面で、とてもバイクを大事にされているので、中古車の程度がとても良いです。
エントリー層の方々には、最初は乗りやすい新車か程度の良い中古車を選んでもらって、まずはバイクのある人生を十分に楽しんで頂きたいと思いますね。
そうすれば、ユーザーさんの乗り方や乗り味、見た目などに個性やこだわりが出てきます。
ユーザーさんのステップアップしていく「思い」に寄り添えるバイクを提供できる、そんなお店にしたいと考えています。
グッドウッドが、リーズナブルな中古車から、かなり高価格のバイクまで揃えているのは、ユーザーさんそれぞれの幅広い「ニーズ」に応えていきたいからです。
言い方を変えれば、バイクを売るだけのお店ではなくて、バイクの楽しみ方を提供できる、そんなお店にしたいんですよ。
うちのメカニックには、しっかりしたトレーニングをさせているのですが、彼らのキラキラした目がいいですね。
本当に「好き」でこの仕事をしたいと思っている「人間」を選んでいるので、彼らにはユーザーさんの気持ちやライフスタイルが理解できると思います。
居心地の良い「店」を創るのは当然のこととして、「人」を創っていくのもグッドウッドの大切な仕事だと思っています。

関口社長の個性的な店舗展開や外車展開は非常にユニークだと思っているのですが、
社長の独創的な発想の原点は何でしょうか?

特別なことをしているわけじゃないんですよ。
お客様はYouTubeや購入者のブログなど、ネットでありとあらゆる情報を集めてお店に来られます。
必要なのは、バイクの知識とかバイクに上手に乗れるとか、そういうことだけじゃなくて、いかにユーザーに近い目線でサービスを提供できるかってことだと思います。
自分自身、モノを買うのが好きで、新しいもの好きで、iPhoneの新しいのが出たらすぐ買っちゃうとかね。
そういう好奇心や遊び心が無いとユーザーの気持ちがわからないと思っているのです。
僕はブログで「車輪道楽散財日記」とかもやっているんですけれど、お店創りも広告もブログも、どうやって自分の人生を楽しんで行こうか、それをいろんな形で発信しているだけなんです。

80年代にSRとかSRXが流行った時に、シングルバイクのカスタムが、レーサーレプリカのブームの次に来るんじゃないかと思ったんです。
オトナのバイクというか、当時はティスティ路線と言っていたんですけれど、オシャレなカスタムショップを始めました。
クリエイティブな人達やデザイナーの方達が結構来てくださったんですが、それじゃビジネスは成り立たなくてね。
その後、BMWの現地法人が日本に出来て、「やってみないか」と話があったので、そこから外車販売を始めるようになりました。1987年ぐらいでしょうか。
それがご縁で、ヨーロッパでツーリングをさせて頂いたんです。
その時に、あまりにも大きな環境の違いにカルチャーショックを受けました。
周りの人々が、バイクで楽しんでいる人たちを理解しているんですね。社会が受け入れていると言うか・・・。
1000kmくらいのツーリングをしたのですが、向こうでは大陸を横断してフランスやスイスに行ったり、ミュンヘンからモナコまで走ったりとか。これはフィールドの規模やオートバイに対する考え方が違いすぎるなぁと。
このことを皆に伝えなければいけないなあって思ったんです。
世界中どこでも同じだと思うんですけど、バイク乗りってちょっと斜に構えているように見えるじゃないですか。
でも本当は皆イイ人達ばっかりで、心の底からバイクを愛して楽しんでいるんですよね。
日本でもオトナのモータリゼーションが根付くんじゃないかと思っていますし、世界中の人たちともっともっと交流が持てたらいいなあと思っているんです。
これが僕の原点なのかもしれませんね。

仕事でも趣味でも結構ですが、関口社長の「夢」についてお聞かせください。

自分の「夢」って言われても、これといって特に無いんです。
基本的に仕事人間なので、仕事は辞めないでしょうし、辞めたら何をしたらよいのかわからなくなってしまうと思います。
従業員の生活を安定させることが夢なのかな。でも、それって夢っていうより義務ですかね。
先日もEICMA(ミラノモーターサイクルショー)に行ってきたのですが、ダルダゴのワイナリーへも行きました。
海外に行って、いろいろな人達とお話をしたり、世界のモータリゼーションの様子を見たりするのは本当に楽しいので、もっともっと海外へ出かけて世の中の動きを見たいというのは、夢かもしれません。
20年くらい前から、休日はもちろん暇を見てはくらいジムに通っていて、エアロビクスに筋トレやヨガもしています。今年からカーボンファイバーフレームのスポーツサイクル始めたし、日常的にも自転車に乗って健康維持に努めています。
夢とは言えないかもしれませんが、いつまでも健康でありたいと思います。
仕事では、世の中の役に立てるような会社を目指したいと思いますし、価値のある企業でありたいと願っています。
それが仕事での僕の夢ですね。

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